医薬政策・評価学研究室へようこそ

近年、高額な医薬品が登場し、医療費に対する薬剤費の増加が問題とされ、薬価の引き下げが実施されています。一方で、革新的な新薬の価格を一方的に下げることは研究者や製薬企業の開発インセンティブを下げることになるため、革新的なイノベーションの評価による創薬エコシステムの構築と持続可能な医療保険制度の堅持を両立するというバランスが求められています。また、安定供給の問題など、議論すべき課題は多岐にわたります。
医薬政策・評価学研究室では、薬学・医学などの自然科学に加え、疫学・統計学・医療政策・経済学などの手法を用いて薬事規制や薬価制度といった医薬品政策の評価や、レギュラトリーサイエンスをテーマとした研究を進め、その成果を社会へ還元することを目指しています。

お知らせ

2025.04.07
PHARM TECH JAPAN4月号に「医薬品の安定供給のための国内外の施策について」の記事が掲載されました。
2025.04.07
研究室Webサイトをオープンしました